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身近なことに目を向けるブログ

ラグビー観戦おもしろい

2019年日本でラグビーワールドカップが行われています。このエントリーは日本が負けてしまった準々決勝の対南アフリカ戦をテレビで見た直後に書いているのですが、日本は負けたもののとてもラグビー観戦を楽しめました。

 

僕は普段あまりスポーツは観戦しない人なのですが、それでもラグビー観戦はとても楽しいと感じました。その中で、他のスポーツ観戦といくつか違う点を見つけたので紹介したいと思います。

 

1. 絶え間ない緊張感のあるプレー

ラグビーは試合中、緊張感のある場面が絶え間なく続きます。

たとえばサッカーでは自陣でのパス回しやキーパーに一度ボールを戻すなど、攻め込むの流れが一時止まる場面がよくあります。また、シュートを外したあとも試合開始までにまたしばらく掛かります。野球だと9回の攻守交代と50回以上のバッター交代の時間があります。

ラグビーの場合は人が居ようがパスを貰った瞬間にタックルで力強く前へと押し込もうとするため、40分間落ち着く暇がありません。パス回しで自陣を整えることもほとんどないです。

ボールが外に出て一旦試合が止まる場面もほとんどなく、パス→タックル→ダウン→パス→タックル→ダウン→パス......と連続して少しずつ前に進んだかと思えば、ボールをいきなり奪われてディフェンスに回るという急展開が起きることもあります。

80分間、常に全力の攻撃が見られるのは一つの魅力だと思いました。

 

2. 選手が審判に従順

デフォルトが激しい接触プレーという特徴も関係しているのでしょうが、選手が審判に素直に従っているのに驚きました。

サッカーの場合、選手や監督による審判への抗議は頻繁に起こります。選手同士がど突き合う姿や、選手が審判に長時間文句を言う姿は日常茶飯事。ちょっとした接触プレーで(大げさに見えるくらい)転げまわってアピールするのも、僕としては正直好きになれません。

ラグビーの場合、笛が鳴ったときに選手が首を傾げたり不満そうな態度を取ったりすることはほとんど見られません。審判に素直に従い、スムーズに次のプレーに移行しているのは「プレーに集中している」という感じが伝わります。

審判の疑惑の判定で勝負が決まることはどんなスポーツでも納得できないものですが、審判が絶対のラグビーの場合は、勝っても負けても実力だったと納得できてしまうものです。終わった後に相手へのリスペクトが残ります。

 

3. 「俺でも出来そう」とか全く思えない

「あれなら俺の方が上手くできるよ」とか「あいつはダメだよ」というのはスポーツ観戦者の典型的な言葉ですが、ラグビーではそんな気持ちが全く湧いてきません。

スポーツ観戦に熱が入ると、選手のミスや攻めきれない展開にイライラしてしまう気持ちは分かります。(それを実際口に出して言う人は何様だよ、とは思いますが)

ですが、ラグビーの場合見るからに無理。自分が入ったら技術云々の前に軽く吹き飛ばされるかぺちゃんこにされる未来が簡単に見えてしまいます。

ボールを持った瞬間に身長2m体重100kgはある筋肉隆々の男に走りこんでタックルされてボールを離してしまった選手の姿を見ても、「あれは仕方ないよなあ」という気持ちしか湧きません。

 

とにかく後味がいい!

ラグビーは試合終了後の「ノーサイド」に象徴されますが、終わった後に選手が抱き合ったり、観客もどちらが良いプレーをしようが叫んだりと、審判も含めた全員がお互いにリスペクトして正々堂々戦う「スポーツマンシップ」が良く見えるスポーツだと思いました。

対南アフリカ戦は負けてしまいましたが、感想は「南アフリカやっぱりすごい!!」だった人も多いのではないでしょうか。ラグビーの場合、勝敗の原因は実力の差だと思える気がします。実力で負けた分、応援するチームが負けても気持ちよく相手チームをほめたたえられるのかもしれません。

ラグビー観戦は、試合が終わった後に清々しさが残る後味の良いスポーツだなと感じました。

 

次は南アフリカ応援します。