Man in the Society

身近なことに目を向けるブログ

料理は最強の趣味かもしれない

料理は最強の趣味かもしれない。

 

僕が料理の楽しさに目覚めたのはイタリア留学のときだ。

それまで、日本では実家暮らしだったからほとんど料理をすることはなく、料理の楽しさを知ることなく過ごしていた。

留学中は大きいキッチンの付いたシェアハウスに住んでいたから、楽しく料理ができた。

 

イタリアは食材が非常に安く、料理をするには最高の環境だ。

まず、野菜と果物が全体的に安い。トマト・キャベツ・ナスビなど日本でも定番の野菜は150円/kgで買える。ナシ、桃、すももなども300円/kgくらいで買える。

パスタ・米は100円/kgくらい。肉も全体的に日本より2割くらい安い。

魚はあまり食べなかったが、市場で買うムール貝は400円/kgくらいで、よくワイン蒸しにして食べた。日本で食べるよりはるかに美味しい。

(一応注意しておくが「/kg」だ。安すぎ。)

いうまでもなく、パスタ、生ハムやチーズ、パンチェッタ、トマトといったイタリア食材は日本よりはるかに種類も豊富で、安く、美味しかった。

イタリアではスーパーは調味料と飲み物を買うときくらいしか使わなかった。ほとんどの食材は毎日開く市場で揃う。

市場のおじちゃんは大雑把で、平気で頼んだ量の倍くらい入れられることもあったから大変だったけど。

 

 

値段を比べると日本はイタリアより高いが、それでも料理は他の趣味より安上がりなのは間違いない。

料理の場合、趣味のお金がほとんどかからない。食費の一部として見て問題ないからね。

凝り始めると高くなってしまう心配もあるが、一回の食事に掛けられる金額はたかが知れている。(胃袋の容量的に)

大概の場合、自炊すれば外食より安いから節約にもなる。

 

少し刺激が欲しいなら、ちょっとお高い食材か珍しい食材を買うだけでいい。それだけでやる気が湧いてくる。

日本なら「成城石井」みたいなちょっと特別感のあるスーパーは、輸入品の珍しいモノが多いからレシピのアイデアを練るのにおススメ。見て妄想するだけで正直楽しい。

レストランで食べれば高くつくものでも、スーパーで食材だけ買ってしまえば案外割安になったりもする。むしろ、自分で料理するの楽しみが増えるから僕からするとプラスだ。

 

 

そして何より、料理の一番いいところは、「食」に興味がない人なんて居ないことだ。

よく、趣味がマイナー過ぎて話が合わないとか、仲間が見つけられないという話があるが料理ならそんな心配は絶対にない。

たとえ料理をしない人でも食事は必ずする。味の好み、美味しかったお店、珍しい料理、美味しい食べ方など話題には事欠かない。

「食」の話題は年齢・性別・国籍問わず、フランクに話すことができる。ギャップを超えて話せる話題はとても強い。

「今度うちに食べにくる?」といえばコミュニケーションのきっかけにもなるし、他人に普段鍛えた腕前を披露できる良い機会にもなる。

料理は人に食べてもらってナンボだから、美味しそうに食べてもらえたらそれだけで嬉しい。

 

 

共有といえば、趣味の要素として「他人と共有できるか」は結構大きいと僕は思っている。

人間はどうあがいても社会的な生き物で、他人からの目線をどうしても欲しがってしまう。

一人で完結してしまう遊びは、初めは楽しくてもそのうち無性に虚しくなってくる。そして次第にやらなくなる。

結局は他人ありきでしか人は動くことができない。

アニメ鑑賞が趣味の人だって、観るのは一人でも感想を自分の感想をツイッターで共有したり、他人の論評を熱心に読んだりする。

趣味を選ぶなら共有できる人を見つけられそうなものを選んだ方が幸せだ。

 

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話がずれたが、

人間、どんなに忙しくても1日1回なにかを口にする。

「食」へのこだわりは人類に普遍的な何かがある気がしてならない。

人類が愛してやまない「食」に気軽に関われる料理という趣味、僕は最強だと思うのだけどどうだろうか。

 

 

次回は、イタリア人の食へのこだわりについて書こうと思う。